サッシ回り防水テープ
サッシ周りに張る防水テープの性能を確認するために、実験を行いました。両面粘着防水テープ75㎜幅を使用します。50㎜幅では接触面積が小さ過ぎて、完全一体化にならないように感じます。
サッシのフィン(ツバ)に両面粘着防水テープを張り、外壁下葺き材である透湿防水シートを張りますが、サッシと透湿防水シートを完全一体化する必要があります。押さえ付けが甘いとすぐに水は浸入します。クロス職人が使用するローラーなどを使用して充分に押さえ付けなければなりません。
防水テープにシワ・段差があると、即雨水浸入(毛細管現象)します。極めて僅かの段差であっても、毛細管現象は発生します。
以下は、サッシ回りの防水テープの施工状態により雨水浸入実験です。防水テープにほんのわずかの段差があっても水は即浸入します。